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ブラックブック(原題:Zwartboek)

監督: ポール・ヴァーホーヴェン
出演:カリス・ファン・ハウテン、トム・ホフマン他

誰が悪人で誰が善人か。何が悪で何が善か。自分の敵を一方的に悪と表現しないで、色々な角度から見る必要性を訴えている。戦後60年たったからこそ描ける映画であり、戦後というけれどまだあの戦争は終わっていないとも教えてくれる。
裏切りに次ぐ裏切りがあり、誰が信用できるか全然分からない。やりすぎると「ワイルドシングス」のようにコント状態になるのだが、ブラックブックは第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダという時代背景もあって人間の悲哀が押し出されている。
ムンツェとエリスがあのまま幸せに暮らすことは決してないとわかっていたけれど、二人で幸せになって欲しかった。
目を覆うようなシーンで残虐さを見せるのではなく、人の心の中の闇を見せてくれる映画。お勧めです。

ムンツェとエリス

オランダオリジナルのポスター?