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妄想ホテル


http://www.acehotel.com/
長谷川町蔵さんのblogでしったaceホテル。


こんなホテルは、メジャーデビューが決まり状況の変化についていけずイライラしてるバンドマンの彼と泊まりたい。気が付くと最近毎日喧嘩で、マスコミも大勢来るお披露目ライブのためにNYに来ているというのに何も楽しくないNYの日々。泣き通しの毎日。お披露目ライブは成功し、遠くなった彼を見て終わりを感じるが、結局劇的な仲直り。

もちろん、この妄想は私が今20代だったら。
…と、こんな風にいろんなストーリーがかきたてられる部屋だと思います。このホテルを目的に旅をしたいと思わせられます。

しかし、ポートランドのスタンダードフロントという部屋は可愛すぎる!

ポートランドといえば、私にとって「マイ・プライベート・アイダホ」なのですが(ガス・ヴァン・ザントで唯一好きな映画)、そのときの街全体のどんよりとした閉塞感漂う雰囲気がたまりませんでした。映像は重たくも美しく、主演がこれまた美しい20代のキアヌ・リーブスリバー・フェニックスで、バイクに二人乗りしてホテルに向かう引きの画は心に焼き付いています。

シアトルの部屋はピンと来なかったですが、パームスプリングスのスイートで還暦パーティーをしたいと思いました。レトロな感じが年寄りでも絵になると思います。

妄想を書いていたら止まらなくなりました。
あまりにも恥ずかしかったので短くしましたが、せっかく書いたので離隔部屋*1においておきます。
読むほどのことはないです。


時代設定は、1997年。
こんなホテルは、メジャーデビューが決まり状況の変化についていけずイライラしてるバンドマンの彼と泊まりたい。気が付くと最近毎日喧嘩で、マスコミも大勢来るお披露目ライブのためにNYに来ているというのに何も楽しくないNYの日々。泣き通しの毎日。彼は、どこに行ったんだか帰ってこない。一人でお風呂に入って一人で二段ベッドの下の小さなベッドに横たわる。泣きながらいつの間にか寝てしまった。しばらくして、ドアの鍵穴に鍵を差しまわす音が聞こえる。覚醒し、暗闇の中少し体を起こしてみるが、彼はちらりとも見ずに上のベッドに行ってしまう。ギシギシと音を立て揺れを感じる。涙が止まらない。
お披露目ライブは大成功で周りの人々が賞賛の言葉を口にしている。彼を取り囲む人々。取り残される私。彼は私を見つけると駆け寄って抱きしめてくれるが、空しい。彼を振り払って飛び出してしまう。彼は私を追いかけようとするが、周りの人に話しかけられ止められる。
夜のマンハッタンをあてもなくうろついてみるが、感傷に浸たることなんてこの街は許してくれない。酒か薬で酔っ払った男が近づいてくる。慌ててタクシーを止めて乗り込むが、行く先なんてない。
どうせいないと思ってホテルに帰した。ドアを開けるときに「いてほしい」と一瞬願うけれど、やはり彼はいない。バスタブに仰向けで湯船に潜る。
早朝一人でホテルを出る。
飛行場で搭乗口に入ろうとすると彼が息を切らしてやってくる。
私は大声で怒鳴りつけてやる。「終わりよ!さようなら!」
彼は、「お前がいない成功なんて成功じゃない。それは違うんだよ。お前がいなきゃ。俺はだめなんだ!」
搭乗口の係員にチケットを渡す。「本当にいいの?」
後ろの乗客が、飛行機に乗ったらどうせ止めてくれ!なんてわめくんだ。だから、今、行け!」と無表情で言う。
彼はとうとうアレを口にする。「愛してるんだ!」
私はくるりと振り向き荷物を捨て、彼に飛びつく。「私も愛してる!」

*1:続きを読むがどうしてもできないので文字色を反転