猿顔

GEOが旧作100円レンタルをやっているので公開時に見たかった「君に読む物語」を借りた。泣いてもいいようにティッシュを横にスタンバイした。
…全然おもしろくなかった。最初から、夕焼けの色が人工的すぎるので嫌な予感はしたけれど、まったく自分と会わなかった。主演二人も好みの顔でなく、とくに女優がだめだった。写真で見る限り可愛いタイプの女優だと思っていたのに。体も微妙にセルライティというか、ぶよっていた。足首も太いわけではないけれど、上半身は貧弱なのにわりと下半身がどっしりしていて、古きよき時代の衣装が合ってなかった。一目ぼれされるほど魅力的に見えず、だんだん、この顔どこかでみたことが…と思ってきた。そう、猿っぽい。猿といえば。ジミーちゃん。アメリカのジミーちゃんといえば、…!というわけで画像を探してみた。基本的に同じ顔をしていると思う。


こんな猿顔の人がむさぼりつくようにキスをするのだから、ちょっとホラー映画っぽく感じてしまった。がつがつしたキスを見ていると、途中から食いちぎるんじゃないかと違う意味でドキドキした。

こういった貪りキッスが、当時のMTVでベストキスに選ばれたのが不思議。キスだけなのにあんなに激しくする必要があるのか?当時のアメリカであんなに激しいキスを街中でしても問題なかったの?老人ホームでも記憶が戻ってきた女と男が当時を髣髴させるようなキスをするシーンも気持ち悪かった。激しい愛を単純に激しい行為で表現するのはまったく面白くない。
痴呆になっても愛を貫いてくれるなんて、ロマンティックだわって見た人は思うのだろうか?痴呆ってあんな記憶がなくなるだけじゃないだろう。もっと下の世話がかかわってくるはず。キレイすぎ。
長門あきらと南田洋子のドキュメンタリーのほうが私は好きだ。