キューティーバニー


生まれてすぐ捨てられ孤児院で育てられた家族を知らない少女は、成長するとプレイメイトになってプレイボーイ・マンションに住んで初めてファミリーを手に入れる。だけど、27歳の誕生日に、27歳はプレイメイトでいうと59歳だと言われて追い出される。ポンコツ車で生活しながら新たなファミリーを探す…見つけたのはイケてない女学生ばかりが住む存続が危ぶまれる寮の寮母だった。
主演のアンナ・ファリスは、どうみても20代にみえない。ものすごく若作りというか現代医学の総力をあげて作り上げた外見をしている。唇も本当にヒアルロンサンくらいは入れてるんじゃなかろうか。実生活にも役立つ役作りだ。彼女は軽いブロンド女優の役でロスト・イン・トランスレーションに出ていた。その時は、本当に20代だったんだろう。この映画と違って、その時はすごく自然な顔つきをしている。
主演の彼女だけでなく周りの役者も、顔も体も演技もすべてがわざとらしい。
プロデューサーはアダム・サンドラー、製作会社も彼の会社だ。アダム・サンドラーのコメディが好きな人なら大丈夫だけれど、鼻につく人はだめだと思われる。
いけてない女の子グループの女の子たちは一所懸命イケていない格好をしているが、イケてる意地悪女子グループより全然美人なのが説得力にかける。そのせいでイケてない彼女たちがイケている女の子に変身する過程がインパクトに欠ける。
本当にイケてない女がイケてる女に変わる過程が成功すると、胸が締め付けられるいいシーンになる。しかし、もともとイケてる人だと無理なのかもしれない。
マイ・ビック・ファット・ウェディング」のニア・ヴァルダロス演じるイケてないギリシャ系アメリカ人や「」の藤山直美演じる引きこもりの姉など元々がイケてる世界から遠く離れている女がどんどんきれいになっていく様子は、見ているだけでアドレナリンが出る。そういう意味では少し残念だったけど、お約束のハッピーエンディング(タイムリーなことに絆の大切さを知る)も含めて楽しめる映画だった。
役者は今をときめくエマ・ストーンをはじめ、カット・デニングスがイケてない女グループの一員としてでている。彼女たちがどんなにイケてない格好をしても輝きが隠せるわけがない。それと、ブルース・ウィルスデミ・ムーアの娘ウィルマ・ウィルスが出てた。演技は初めて見たけれど、オズの魔法使いのブリキのきこりを思わせる役柄もあっていてよかった。

顔 [DVD]

顔 [DVD]

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング [DVD]

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング [DVD]

オズの魔法使 特別版 [DVD]

オズの魔法使 特別版 [DVD]