服を煮込む

何かと殺伐とした話題が多くて楽しいことに目を向けようとしても、なかなか思うようにいかない今日この頃。
貧乏なので、靴下に穴が開いたくらいでは捨てずに繕ってかかとが薄くなって破けるまで履く。あまり服を買わなくなったので、とにかくボロボロになることが多い。といっても、裾だったりするのでまだまだ着られるのだ。もう穴があきまくり毛玉付きまくり…などの場合は捨てるのも致し方がないのだけど、臭いにおいを放つようになった服は見た目は大丈夫なので捨てたくない。消臭スプレーだの臭いが消える洗剤、体から臭いを消す石鹸などを試してみたけれど、一度臭くなった服は戻らない。ちょっと汗をかいて湿り気を帯びると途端に酸っぱい臭いが漂う。その服を着ていないときはそんなことにならないのだから、服が臭いのだ。
最近お気に入りの日々ローテイションしているブラジャーがたいへん臭く、消臭スプレーや香水を振りかけようがお天道様に当てようが、何をしても少し汗をかくと胸の谷間からすえた臭いが漂ってきた。間違いなく雑巾系のニオイだ。買い換えることも考えたのだけれど、下着ってなかなか着け心地・見た目を満たすものに出会えないのだ。つけないブラジャーはきれいなまま箪笥に鎮座している。あぁ。
ネットで調べてみると、臭いのは雑菌のせいだから熱湯消毒をすればいいとあった
鍋で服を煮るのは不本意だけど、これからの汗をかく季節、不潔っぽい身なりのおっさんと同じにおいを放つ女にはなりたくない…と意を決して実行した。
家にある一番大きな鍋にお湯を沸かす。その中にブラジャーを放りこむ。どのくらい煮ればいいのかわからない。適当に5分とした。日本で売っている衣服はたいてい防染がしっかりしていて、普通に洗濯する分には色落ちや色移りなどはしない。が、煮出しちゃうと、さすがにだめで、黒いブラジャーと白いブラジャーをいっしょに煮てしてしまい、白いブラジャーが微妙なグレーに染まった。もう、結構年季が入っていたので、これは捨てた。煮た後は普通に洗濯機に入れて干した。
後日つけてみると、汗をかいても酸っぱいにおいがしない!すごい!やった!消臭スプレーなんて目じゃない。
服で臭うのもあるからしたいのだけど、白と紺のボーダーなので色落ちして白の部分の境目が汚くなったら着れないと思うとなかなか実行できないでいる。
結論は、色落ちのことを気を付ければ*1、酸っぱい臭いを放つようになってしまった服は煮沸で元通りということです。

*1:あたりまえだけど繊細な素材の服はやらないほうがいい